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THE WISTERIA GENTLY TEACHES US THAT THERE IS STRENGTH IN GRACE.
藤は、しなやかであることの中にも、強さがあることを、そっと教えてくれる花です。
Its essence illuminates your life, your way of living, and your design.

BEAUTY KEYWORDS
GRACE FLEXIBILITY STRENGTH ELEGANCE PATIENCE LONGEVITY TIMELESS BEAUTY
優美 しなやかさ 強さ 気品 忍耐 長寿 時を超える美

Katabira with Design of Chinese Fans, Wisteria, Peonies, and Chrysanthemums — Japan, 19th century.
Tokyo National Museum, Tokyo. ColBase.
THE STORY OF BEAUTY
藤は、長く伸びるつるに花房を連ね、紫色の花を美しく垂らす花です。
その姿は、古くから日本人の心を惹きつけてきました。
『古事記』や『万葉集』にも藤が登場し、平安時代の『枕草子』では、その優美に垂れ下がる花房が「高貴なもの」として愛でられていたことが記されています。
また、藤は絵画や工芸、着物などにも繰り返し描かれ、日本の美意識を象徴するモチーフのひとつとして受け継がれてきました。
その美しさは、花そのものだけではありません。
藤は長く生きる植物としても知られ、古くから長寿や繁栄、生命力を象徴するものとしても捉えられてきました。
一本の藤が長い年月をかけて幹を太くし、つるを伸ばしながら大きく育っていく姿には、時間を重ねることそのものの美しさがあります。
若さや一瞬の華やかさだけではなく、長い時間を生き、季節を重ね、それでも毎年花を咲かせる。
そこには、年月によって失われるのではなく、年月とともに深まっていく美しさがあります。
藤は、上へ上へとまっすぐ伸びるのではなく、長いつるを自由に伸ばし、花を静かに垂らします。
重力に逆らうのではなく、その流れを受け入れる。
けれど、それは弱さではありません。
しなやかに曲がりながらも、長い年月をかけて自らの場所を築いていく。
その姿には、変化を受け入れながら生き続ける、静かな強さがあります。

Roses and Wisteria — Unidentified artist, in the style of Yun Shouping, China, Qing dynasty, probably 18th–19th century.
The Metropolitan Museum of Art, New York.
BEAUTY OF HAPPINESS